Tasho Ishi – Dentsu2060
Tasho Ishi – Dentsu2060
レーベル:Presto!? – P!?034
フォーマット: LP
A1 Dentsu2060
A2 Birdland
A3 W I N D C O A T feat. Christian "Megazord" Oldham
A4 Satoshi Nakamoto
B1 I Always Still Yakuza feat. Lorenzo Senni
B2 Children Of Bodom
B3 Window Of Honey Trap
B4 Chase The Rainbowbidge
B5 Toshi
盤質: NEW
スリーブ: NEW
BRFことTasho Ishiが、Warpからのリリースでもお馴染みLorenzo Senni主宰レーベルPresto!?からリリースしたヴァイナルを直入荷。
あまり知られていない国でエレクトリック・パレードとすれ違ったような感覚に至る、サウンドトラックな側面を持つアルバム。
非常に無機質で虚無的な、耳になじまないサウンドでありながら、強く訴えてくるエモーショナルな何かがいくつもの層になって現れます。
本人もインタヴューで語るように現代人の精神状態の明滅感を描いたメンタリティ・レイヴ作品とのこと。ダウンロード・コード付属。
リリース・インフォ
東京の建物、ファッション、イルミネーション、広告。それらによる不可抗力の刺激とストレスが無意識下に表出された「サイエンス・ファンタジー・シンフォニア楽章」。Tasho Ishiのアルバム『Dentsu 2060』は、クラブミュージック、サウンドトラックの機能や手法を踏襲しながらも、クラブの外にある都市風景を描いた怪作である。既存の文脈には収まりきらない作風ゆえに、耳になじまない違和感が残るが、それはすべてが最適化された世の中に対する違和感の表明でもある。アルバムは Warpからのリリースでも知られる電子音楽家Lorenzo Senni率いる、ミラノを拠点とするレーベルPresto!? Recordsからリリースされた。Tasho Ishi は、現在、多国籍企業のブランドやファッションのサウンドデザイナー・イメージコンサルタント・広告批評家と様々な顔を持ちます。2016年に「BRF-KU」EP でBRFとしてデビューし、TASHO ISHI名義でランウェイ・ミュージック・キュレーターとして活躍しています。Presto!?とWarp Recordsがサポートする2 部構成イベント『Positive Feedback』では Donato Dozzy、Lorenzo Senniらと共に出演するなど、ライブ活動も活発な演奏が主軸なミュージシャンでもあります。広告が主役の街で、スタイルはどこまで響くのか。『Dentsu2060』は、漂う虚栄心に満ちた都市の姿を忠実に再現した、緻密な作品です。フィールド・レコーディングとメロディックなライト・ポイントをシームレスに織り交ぜることで、2021年に開催される東京オリンピックの式典や、トレンディドラマのライトアップされたサウンドトラックへの思いがけない反映を作曲しています。彼の9つの作品は、都市の声を伝え、人工的な光の下で露出した新しい壮大な世界観を提供します。